シラダシの公務員試験体験記

過去に公務員試験を受けていたので、その体験談を書いていこうと思います。

国家公務員一般職試験 part1

こんにちはシラダシです。
今日からは、本命併願を問わず、受験している方もたくさんいると思われる国家公務員一般職:(通称コッパン)について書いていきたいと思います。

国家公務員一般職とは、定型的な事務処理を行なう係員を採用する試験とされています。
職務としては、国家総合職試験合格者:(通称キャリア、官僚)が企画した制度の運用を担当します。
合格すると、一部は本省に勤務する人もいますが、ほとんどの方は各県の県庁所在地にある〇〇局と呼ばれる国の出先機関に勤務することになります。


では試験の体験談を書いていきます。


…当日は朝6時半頃に自宅を出発しました。
受験会場は、前回総合職試験を受けた、某難関国立大学でした。
自宅の最寄駅に向かうと、最後の詰め込みをしている受験生らしい大学生がいました。
そして、試験会場に向かうにつれて、問題集を読み込む学生の割合が増え、会場の最寄り駅では全員が受験生なのではないかと思うほど、皆さん問題集を読み込んでいました。

試験会場に着くと、既に大量の受験生が到着しており、複数人です受験をしに来た方たちは談笑をしたり、一人で来た人たちは、もくもくと問題集を読み込んでいました。

しばらく、時間が経つと試験官が訪れ、受付が開始されました。
受付を行うために列に並び、受付を済ました後は受験番号ごとに割り振られた部屋に向かいました。



ここで私は、受験会場に入って本日の試験の予定を確認して衝撃的な事実を知ることになります。


 …え?一次試験で論文書かせられるん??



前にシラダシが見た試験要綱では論文は二次試験で採点するとなっていたので、論文も二次試験で書くと思っており、全く対策をしていませんでした。



…衝撃を受けた後、受験会場を見回すと、何人かシラダシと同じ大学と思われる人が、いましたがその中に前回の記事でも紹介をしたFくんがいました。

お互いに軽く挨拶を終えたあと、私は最後の足掻きとして、時事問題集を読み込みましたが、論文試験を対策していなかったという焦りと試験直前で緊張しているのか、なかなか頭には入りませんでした。


そして、定刻になりいよいよ試験官の合図で試験が始まります。


教養試験の時間は2時間45分。
前回の記事でも書きましたが、教養試験は時間との戦いです。
国税専門官試験の時はトイレに行きたくなるというアクシデントもありましたが、今回は朝から一切水分を取らないという方法を採り、トイレ対策もバッチリです。

私はまず知識問題(自然、人文、社会科学などの知っていれば解ける暗記系の問題)と呼ばれる系統の問題を解いてから、余った時間で知能問題(文章理解、数的処理などのその場で考えて答えを導き出す問題)を解くようにしていました。



まずは、時事問題。
速攻の時事で復習をしっかりとしていたおかげか、スラスラ解くことができました。ただ、最後の二択までしか絞り込めなかった問題も複数あり、感触としては微妙でした。


次に自然科学。
実はシラダシは大学生時代は経済学部で文系でしたが、高校時代は理系で物理を取っていました。
その物理でピンポイントで興味のあった単元の問題が出てきたので、その問題だけはしっかり取ることができましたが、残り2問はわからなかったので勘です。


次に人文科学・思想。
個人的に歴史は好きでしたが、高校時代歴史を取っていなかったため、ほぼ勘で解きました。
思想も全く分からなかったので適当です。


知識問題最後は社会科学。
専門試験を勉強している人にとって、社会科学は余裕で点を取れると思います。全3問これだと思える選択肢を導き出すことができたため、全問正解の感触がありました。


20分ほどで知識問題を終え、知能問題に入ります。
まずは文章理解。
日本文の文章理解は絶対に得点をしておかなければならない箇所です。
そのため試験直前に文章理解を一日かけて勉強していたのが、功を奏したのか、すらすら解くことができ、全問正答の自信がありました。
ただ、英文については元々大の英語嫌いというのもあり、どれだけ粘っても解ける気がしなかったので完全に勘で選択肢をマークしました。
今後も公務員試験のことを書いていきますが、英文については完全に諦め、全て勘で選択肢をマークしています。


続いて判断推理。
論理問題、順序については、解くことができましたが、一番多く出題された対応関係がかなり難しく、全く解けませんでした。


次に図形。
図形については、サイコロ問題なら解いてみようかと思っていましたが、見た瞬間全くわからなかったので適当にマークをして次へ進みました。


次に数的処理。
仕事算は得意だったので、すぐに答えられましたが、確率、整数問題については元々苦手だったということもあり全く歯が立ちませんでした。


最後に資料解釈。
しっかり計算をして解こうと思いましたが、ここで試験終了5分前。
最後の5分は見直しに使おうと思っていたので、あえなく選択肢を勘で選ぶことに…


そして、試験官から試験終了の合図が出されました。
前回の国税専門官試験のときよりはできた感触がありましたが、半分得点できているかも怪しい感じでした。

記事が長くなったので、分割します。