シラダシの公務員試験体験記

過去に公務員試験を受けていたので、その体験談を書いていこうと思います。

国家公務員専門職試験(国税専門官) part2

前回の記事からかなり間が空き、すみません。

このブログの閲覧数のトップが面接対策の記事なっていたので、面接対策を調べていてこのブログにたどりついた方が多いんでしょうか?
あの記事は面接対策に全然役には立たなかったと思いますが、いつかはこのブログでもしっかりとした面接対策方法を載せますので、面接試験の参考にしたい方は、もうしばらくお待ち下さい…(-_-;)



では、国税専門官試験の続きを書きます。



午後からは専門試験が行われます。

国税専門官の専門試験の特徴は会計学と商法が出題されることです。しかし、対策をせずとも普通に受かります。

というのも、会計学国税専門官しか出題されない上、ほとんどの人が滑り止めとして受験しているだけなので、会計学と商法を勉強するのは、かなりコスパが悪いからです。

そのため、私も会計学と商法については一切対策をせず、試験に挑みました。


まずは民法・商法…

民法はかなり自信があったが、総則物件についてはこれだという解答がわかったが、債権親相については、債権の特定といったかなり苦手な部分や、全く対策をしていなかった委任が出たため、あえなく惨敗…
商法はもちろん全く分からず…


会計学は全く対策もしていなかったので、塗り絵をしている状態でした。ヘ(。□°)ヘ


次からは選択問題で、9科目の中から4科目を選択して解答します。


1つ目に選んだのは、憲法行政法
どっちもしっかり対策をしており、得点源となりえる箇所です。
憲法は二択まで絞り込めるものの、最後まで絞り込むのは難しい問題ばかりでした。
行政法行政不服審査法、国家補償といった直前に勉強をした分野ばかり出てきたので、しっかり解答を導きだせだ感触がありました。


2つ目に選んだのは、経済学。
前の記事でも書きましたが、シラダシは経済学部なので、経済学についてはオチャノコサイサイ…

…というわけでもなく計算問題が多くなんとか答えは導き出せたが、感触は微妙でした。
唯一自信を持って解けたのは、IS-LM曲線の問題のみでした。


3つ目に選んだのは財政学。
経済学とあまり変わらない上、時事問題が得意なシラダシにとってはかなり得点源となり得る分野です。
問題もこれだ!とすぐ解答が一つに絞り込める問題ばかりで、全問正答の感触がありました。


4つ目に選んだのは、政治学社会学・社会事情。
実はこれらの教科は全く勉強していませんでしたが、英語の偏差値が30代のシラダシは英語が選べず、一番なんとかなりそうな教科がこれでした。
なんとかわかりそうな問題もあったものの殆どわかりませんでした。ヘ(。□°)ヘ




専門試験が終わり、続いて、専門記述試験が行われます。
憲法民法・経済学・会計学の4科目の中から選び解答をします。

会計学を勉強している受験生は会計学を、それ以外の受験生は憲法を選択するのが、セオリーらしいですが、過去問を見ても個人的には経済学が一番書きやすいと思ったので、シラダシは経済学以外は選ぼうとも思いませんでした。グラフを書くことで行も稼げますし。

それで実際の試験でも経済学を選択しましたが、かなり書きやすく、量も裏面の半分まで記述することができたので、かなりの高得点を得られた感触がありました。

教養試験と専門試験は若干不安な点がありましたが、専門記述でなんとかなるだろうと思い、意気揚々と試験会場を後にしました。



全ての試験が終わったあと、一緒に試験を受けていたAくんとマクドナルドで答え合わせをしました。


…が、答え合わせをしたところ、教養試験も専門試験もお互いの答えが全く合わない。これを見てどちらかが既に落ちていることは明白でした。

自宅に戻ったあとは、不安な気持ちを抱えつつ、明日の解答公表を待ち眠りにつきました。