シラダシの公務員試験体験記

過去に公務員試験を受けていたので、その体験談を書いていこうと思います。

S県庁採用試験 Part3

こんにちは。シラダシです。

いろいろなことがあり、ブログを更新するモチベが落ちていました。

 

今日から少しずつ再開をして聞きたいと思います。

 

さて、先日の記事書いた第一志望である、S県庁の結果についてです。

 

結果は…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     \(^o^)/不合格!!\(^o^)/

 

 

 

 

 

 

 

……前回の記事の面接のやり取りをみて、おそらくほとんどの人は不合格だと思っていたと思います。私もこんな面接で受かるわけ無いと今なら思えますが、当時は本気で受かるかもしれないと思っていました。

現実は甘くありません。

 

こうして第一志望が落ちたことがわかった私は、説明会の際にもらった資料、パンフレットや、一次試験の合格通知などの書類を全て破りグチャグチャにしてゴミ箱に捨てました。

 

また落ちたショックから、大学に通学する際には、嫌でも目に入ってしまう県庁の庁舎が見たくなかったので、通学時は寝たふりをしたり横を向いたりしてました。

 

第一志望に落ちるというのはかなり辛い経験なので、これから公務員試験を受けることを考えている方は絶対に受かるという気持ちで頑張ってください。

H市役所採用試験 Part1

今日は第2志望の自治体だったH市役所の体験記を書いていこうと思います。


H市は私の地元であり、実家から勤務できることから志望度も県庁の次に高い自治体でした。


H市役所の採用試験は四次試験まであり、一次が教養筆記試験、二次が集団面接、三次が個人面接及び論文試験、四次が個人面接です。

倍率は約14倍。
全国的に見ると全然都会ではないのですが、周辺地域の中では一番都会の自治体であり、またとある分野ではかなり有名な自治体なので、周辺市町村やその分野に興味がある方が隣県から受験しにくることもあるため、そこそこ人気な自治体でした。


受験会場は実家から徒歩10分程度の所にある私立大学でした。
受付を済ませ受験会場に行きましたが、これまでの国家公務員や県庁と比べると受験生の数も少なく感じました。

試験開始10分ぐらい前になると試験官が3人ほどやってきて、問題用紙、解答用紙が配布されます。

そして、定刻となり試験官から回答開始の合図が出され、問題を解き始めました。
問題の難易度は今までとは異なり、恐ろしく低く感じました。
国家公務員や県庁と比べて問題のひねりがなかったり、少し考えただけですぐに答えが出るようなものばかりです。
ただ、英語については全く分からなかったので、今回も勘で解きました。
ただ、教養試験は時間が足りなくなるのが普通なので、試験問題は簡単でしたが時間はきっちり使って問題を解きました。


試験が終わった際には、ほぼほぼ受かっているような感触でした。


そして、数日が過ぎて結果が送付されてきました。

…結果は予想通り一次試験合格でした。

二次試験は集団面接については、また次回の記事で書いていこうと思います。

国家公務員一般職試験 part4 【官庁合同説明会】

こんばんは!
シラダシです。
今回は国家一般職の官庁合同説明会の体験記を書いていきます。
合同説明会とは国家一般職の一次試験合格者を対象に、採用を予定している官庁が集まり、各官庁の仕事内容、魅力を解説してくれるもので、人事院面接のネタにも使えるので、国家一般職が本命の方には絶対に参加してほしいものになります。
もしかしたら、最近はコロナで開催されていない年もあったのかもしれませんが、シラダシが受験生の頃にはこういったものもありました。

シラダシの年は、某中堅私立大学で行われました。
会場がとにかく辺鄙な所にあったので、行くだけで苦労した覚えがあります笑

会場に着くとまず簡単な受付が行い、その後好きな官庁を巡っていきます。

それぞれの官庁はおおよそ一回1時間の説明を行い、合同説明会全体お昼休憩を除いて約6時間のため、最大で6つ程度の官庁の説明会に参加できます。

中には30分ぐらいで説明を終える官庁や、説明会に参加するのも整理券が必要な官庁もあるので、事前にスケジュールをしっかり組んで効率的に回ることをおすすめします。

シラダシのお目当ては、法務局、労働局、検察庁、農政局でした。
元々公務員を目指したのが比較的転勤範囲が狭いからというのか主な志望理由だったため、転勤範囲が狭くて難易度もお手頃な官庁である、法務局、労働局、検察庁を選びました。
また農政局を選んだのは、実家が農家であるため面接で話しやすいと思ったからです。


まず、1つ目に参加したのは法務局でした。
法務局の説明会では、まずどんな部署があるのかが説明され、その後登記簿の見方についてガッツリ解説をしていただきました。
仕事内容もルーティンワークが多く、職員の方も大人しそうな、波長が合いそうな方が多くて、自分に合ってそうな官庁だと思いました。


2つ目に参加したのは労働局。
ここでは普段の仕事内容や、先輩職員への質疑応答が行われていたと思います。
職員の方は法務局と同様、波長が合いそうな方が多かったですが、仕事内容的にコミュ力が必須なので、コミュ障のシラダシには若干キツそうかなと思いました。


3つ目に参加したのは検察庁
全体の仕事内容の説明が行われたあと、中堅職員から今まで経験したエピソードを話されました。
説明会の中では、検察事務官でも副検事なり、そこから検事になることもできるということも説明され、そこが少し魅力的に感じましたが、普段の仕事内容がハードであり、職員の気質が若干合わないと感じたので、説明会に参加して志望度が少し下がりました。


4つ目に参加したのは警察局
キャリア警官とかカッコいいなー!と思っていたので、興味本位で参加しました。
参加してみて、やはりあまり職員の方と気質も合わず、なれたらいいななんて思っていた準キャリア警官はあまりにも難しそうなので、すぐに諦めました。


5つ目に参加したのは農政局。
ここも普段やっている仕事とか、取り組んでいる政策について説明を受けました。実はこのあたりで睡魔に襲われていたのであまり覚えていません。


最後に参加したのは厚生局。
元々志望は全くしていませんでしたが、受付の女性が可愛かったので誘惑に負けて入りました。
ここの官庁は女性の採用に積極的で近年の採用者もほぼ女性だったので、無理だろうなと思いましたが、仕事内容は面白そうだったので入庁してみたいと思いました。


説明会が全て終わったあとは資料コーナーに向かい、今日の説明会に参加できなかった官庁の資料を持ち帰りました。

今回の説明会を受けて、私は法務局、労働局、農政局、厚生局の個別説明会に参加しようと思いました。

次回の記事でそれぞれの個別説明会の内容とかを書いていきたいと思います。

S県庁採用試験 Part2

前回受けたS県庁一次試験の結果は…








       ✨無事合格でした!!✨







…ただ合格者の人数があまりにも多く、受験者の3/4が一次を通過していました。
ここでせめて半数ぐらいは落としてもらわないと、筆記は得意だが、面接が不得意な私とっては後がキツくなってしまう…。


ネットでの合格発表後、数日経って一次試験の合格者通知と共に二次面接の面接カードが送られてきました。
面接カードは「これまでに複数人で何かを成し遂げた経験」を2つ書くという内容でした。

……これは困りました。
一つは、面接対策の記事で書いたように、公務員受験生同士で集まって自治体研究を行ったことを書こうと思いましたが(それでも、ただ調べただけで何かを成し遂げたわけでもない…)、ゼミもサークルもバイトもやってこなかった私には2つも書けることが何もなかったからです。


いろいろ悩んだ末、高校時代の部活の話を書くことにしました。面接カードには“大学自体の”とは指定されていなかったので。

何とか面接カードを締切日までに書き上げ、郵送で送ることができました。





…そして試験当日。
試験は県庁の本庁舎で行われました。
受付を済ませた後、受験会場控室に向かいます。
控室の中では皆さんひたすら面接の想定質問とその解答を必死で読み込んでいる受験生ばかりでした。
私も席についたあと、すかさず志望動機哉自己PR、やりたい仕事といった聞かれると想定される質問と、その解答を読み込んで面接に備えました。
この間は緊張で、お腹が痛くて痛くてとてもきつかったのを覚えています。


定刻となり、試験官が控室に入ってきて、受験生の親の話や、宗教、尊敬する人物などを話さないようにといった、試験の注意事項を説明されました。

試験時間はおおよそ一人30分。
私は今回のグループの中では3番目だったので、1時間ほど待つことになると予想していましたが、約50分ほど待ったあと、私の面接の番となりました。

大学で模擬面接は2回ぐらい受けているものの、本番の面接はこれが初めてでした。
この記事を書いている時点では、公務員試験の面接は二度と受けることは無いと思いますが、あの面接前の緊張と嫌な感触はもう二度と経験したくないと思っています。

面接会場の前に立ち、扉を3回ノック。
中から「どうぞー。」という声がした後入ります。
中には男女一人ずつ、合わせて2人の試験官が鎮座していました。
私は入り口で一度お辞儀をしたあと、用意された椅子の左側に立ち、受験番号と名前を述べ、男性の面接官から着席を促されたあと、椅子に座りました。

いよいよここから本番の面接試験がはじまります…。

【以下が私が覚えている面接でのやりとりです。】


試験官男:これから面接を行います。
     事前に提出をしてもらった面接カードを基
     に質問を行いますので、簡潔にお答えくだ
     さい。


シラダシ:はい。


試験官男:今日はここまで、どのようにして来ました
     か?


シラダシ:ええっと…
     実家から最寄り駅まで自転車で、そこから
    は電車を使って〇〇駅(県庁の最寄り駅)ま
     で、そこからは徒歩で来ました。


試験官男:そうですか。
     面接カードでいろんな自治体を研究したと
    のことですが、これについてもう一度詳し
    く説明してください。


シラダシ:ええっと…
     友人たちと…その…お互いが生まれ育った自
    治体の良い所…ええっと、自治体の、すみ、         
     住心地ランキングというものがあって、な
     ぜその順位なのかを各自治体に赴いて調べ
    るといったことを行いました。


試験官男:そうですか。
     今回自治体研究をする中で一番工夫したの
     はどんな所ですか。

シラダシ:自治体の人気度には、住民の増加や減少が
    大きく関わっていると思ったので…しぜ、
    しぜ、自然増減と…あと…社会増減に分けて
    それぞれの自治体ごとに調べました。

試験官男:わかりました。
    自然増減と社会増減に分けて考えること
    で、何か発見はありましたか。

シラダシ:えと、その…発見と言いますか…人気な自
    治体はどちらの視点から見ても増加して
    いることがわかりました。

試験官男:…そうですか。
    何か社会増減と自然増減に分けて考えるこ
    とで見つけられたことはありませんか?

シラダシ…えっと………………
    …先程も言いましたが…自然増の所は医療が
    しっかりしている。社会増の所は住みやす
    い特徴があると…思いま…す。

試験官男:…わかりました。
    シラダシさんは研究グループの中でどのよ
    うな役割でしたか?

シラダシ:…ええっと…
    他の人の調査結果をまとめて、資料を作成
    する役割でした。

試験官男:わかりました。
    今回の自治体の研究では何かの成果はあり
    ましたか。

シラダシ:ええっと…まとめた資料を教授の前で発表
    できたのが、成果だと思います。

試験官男:発表だけですか。
    発表できたことが成果ということですか。

シラダシ:…発表してその教授から褒めてもらったの
     が成果だと思い…ます。

試験官男:わかりました。
    では、本日の試験はこれで終わります。
    あと最後にアドバイスですが、自然増減、
    社会増減それぞれの特徴をもう少ししっか
    り研究をしたほうが良かったと思います。
    お疲れさまでした。

シラダシ:あ、本日はありがとうございました。
    失礼します。


このようなやり取りで面接が終わり、受験会場をあとにしました。面接時間は20分程度だったと思います。
大学の模擬面接で聞かれたような、志望動機、自己PRは全く聞かれず、想定が大きく外れ、全く対応できませんでした。

これを見ている方は沈黙が酷く、噛みまくっている面接だと思ったかもしれませんが、コミュ障の初めての本番の面接はどうしてもこうなってしまうと思います。
これを避けるためにも、公務員にしかなりたくないと思っている人も公務員専願を選ばず、民間もいくつかを受けてみて、面接に慣れておいた方がいいと思います。


私は、面接の感触はあまり良くないと自分でもわかっていましたが、県庁は筆記重視だと聞いているし、最後にアドバイスをされたこともあって、受かっているのではないか若干期待をしていました。


この試験結果については、また後日記事にしたいと思います。

国立大学法人採用試験

こんにちは!
シラダシです。
先日は国家一般職、国税専門官の結果発表でしたね。
合格された方おめでとうございます!
もしかしかたら論文や面接が足切りになっていいるんじゃないかはと冷々していた方もいるんじゃないでしょうか?
これから色んな官庁を受ける方もいると思いますが、官庁訪問も是非頑張って、内々定を是非ゲットしてください!
いずれはこのブログでも、私の官庁訪問体験談を載せられたらと思います!


さてさて、本日は国立大学法人採用試験の事を書いていきます。
国立大学法人採用試験は関東甲信越ブロック、近畿ブロックと各ブロックの中から受験したいブロックを一つ選び共通の一次試験を受けます。


一次試験合格後は選択したブロック管内の好きな国立大学の採用試験に受けにいく形になっています。

採用試験形態は国家一般職と似ている感じですね。

職務としては、採用された国立大学の事務(総務、広報、学生対応等など…)を行うことになります。

また、国立大学職員は厳密に言うと公務員ではありません。
そのため、雇用保険の対象なり、給与からは雇用保険料が天引きされます。
そして、雇用保険の対象になるたいうことは、場合によっては解雇される可能性もあります。
(もちろん純粋な民間企業に比べれば、かなり可能性は低いですが…。)


国立大学法人の一次試験の特徴は教養試験のみの一発勝負であり、かつ合格点が非常に高いことです。

23卒、24卒で公務員を目指している方なら分かると思いますが、教養試験のみというのは、個人的には逆に難易度が高いと思います。
というのも、専門試験はどれだけ暗記できたかで決まりますが、教養試験はどれだけ頭の回転が早いかで決まるからです。
つまり、専門試験は努力した量、教養試験は元々の頭の出来、所謂『地頭』のウェイトが高いため、できる人はあまり勉強しなくてもできる。できない人はどれだけ勉強しても点数がとれないということになります。


タイトルにpart○が付いていないので、予想してた方もいると思いますが、私もこの試験は一次試験で落ちました。
体験談も何も出てこないくらい、この試験はすぐ終わってしまったので、書ける内容としてこのぐらいです。

次回はS県庁の一次試験の結果から書いていきたいと思います。

S県庁採用試験 Part1

こんにちは!
シラダシです。

このブログでは各体験談を時系列順に書いていこうと思っているので、国家公務員一般職の体験談は少し置いておいて、今日は第一志望の自治体であったS県庁の体験記を書いていきたいと思います。


何回も書いていますが、私はS県庁が第一志望でした。

私がS県庁を目指したのは、中学一年生の時だったと思います。
当時の同級生の父親が県庁の事務職をしていたのですが、その同級生がひたすら自分の父親のことを自慢しており、周りからは凄く賢い父親だと羨まれていました。 

当時、成功体験の少なかった私はそれを聞いて、自分も周りから凄いと思われたいという欲求から県庁職員を目指したのが切欠だったと思います。

切欠はそんな感じでしたが、実際に試験を受けるときには、大学時代に公務員に関する様々な講義を受け、各市町村で解決することができない行政課題の解決に向けて取り組み、地元であるS県をより住みやすい県にしたいという思いを持つようになり、志望しました。



S県庁の採用試験は三次試験まで行われ、一次試験が教養・専門筆記試験、二次試験が個人面接、三次試験が論文、集団討論、個人面接という形式でした。


当時の受験倍率は約7倍。
ただ、例年採用予定者より多く採用するので、最終的な倍率は5倍程度だったと思います。
 

試験前日の夜はいよいよ本命の試験が始まるということでなかなか寝られませんでした。何回も寝ようとしたのですが、結局一睡もできず試験当日を迎えることになりました。


試験会場は県庁近くの有名私立大学で行われます。
その大学の最寄り駅で下り、そこから専用のシャトルバスで受験会場まで向かいました。
受験生で満員となっているバスが何往復もしていて、これが全員自分のライバルなのだと思うと、めまいがしてきました。


大学の構内に入ると受付の人がおり、そこで受付を済ませ、受験会場に入りました。
と、ここでDくんとEくんに会いました。
お互いに受かったらいいなーなんて話だけをして、テキストを開いて最後の詰め込みを行いました。


…定刻になり、職員から試験に関する注意事項が説明された後、試験官の合図が出され、いよいよ試験が開始されました。


まず、最初は教養試験です。

前の記事でも書きましたが、地方自治体の試験問題は持ち帰ることができないので、国家公務員ほどは詳しく書けません。なので、完全に覚えている分だけを書きます。

教養試験を受けてみて、問題のレベルは国家一般職より低く感じました。国家一般職の場合はもう1段階ひねりがある所、今回の試験はストレートに答えを出せる感じでした。
ただ、やはり時間との戦いなのは相変わらずで、すべての解答が終わったのは、試験終了五分前でした。
また、所謂ご当地問題というものが出題されており、S県に関することが1〜2問出題されていたと思います。


教養試験が終わった後、昼休みを挟んで専門試験が行われます。
専門試験も国家一般職と比べると、難易度が低く感じましたが、労働法や刑法など全く対策ができていなかった分野が数多く出題されました。
国家一般職の試験は狭く深くなのに対して、県庁(地方上級)の問題は広く浅くといった傾向があると思います。


…こうして定刻になった後、試験官から終了の合図が出されました。
試験の感触としては、まずまずといった感じです。


国税専門官から始まる3週間連続の試験は流石に疲れ、この試験が終わったあとは凄まじい開放感でした。

そして、自宅に戻った後、前日の睡眠不足もあってか、すぐに眠りにつき一次試験の日を終えました。

国家公務員一般職試験 part3

前日の国家公務員一般職試験の翌日、いよいよ人事院のウェブサイトで解答が公表されます。
公表の時間になり、ウェブサイトで解答が公表されたあと私はすぐに自己採点を行いました。


その結果は…









  

 













文章理解(日本語) …6/6
文章理解(英文)  …3/5
判断推理    …4/6
図形      …1/2
数的処理    …3/5
資料解釈    …0/3
時事      …3/3
自然科学    …2/3
人文科学    …2/3
思想      …1/1
社会科学    …1/3

合計 26/40

憲法      …4/5
行政法     …3/5
民法Ⅰ      …3/5
民法Ⅱ      …1/5
ミクロ経済学  …5/5
マクロ経済学  …4/5
財政学・経済事情…4/5
社会学     …4/5 

合計 28/40
































…まさかのまさかの予想以上の得点率でした。(✯ᴗ✯)

教養試験だと英文と図形、思想は完全に当てずっぽうでマークしたのに、この正答率は驚きでした。

専門試験でもテキストを流し読みしたぐらいの社会学がここまで取れるとは思いませんでした。(スーパー過去問ゼミおすすめですよ!!)


国家公務員一般職は面接のウェイトがかなり低く、一次試験で高得点を取れれば、ほぼ最終合格が約束され、その後の官庁訪問も“選ばなければ”どこかの官庁からは内々定をもらえると聞いており、例年通りだと一次通過は間違いない点数だったので、とりあえずは就職浪人を回避することができたと思い、大喜びをしました。







































…あれ?









































……と喜んだのも束の間。
ここで私は論文の採点制度について思い出しました。
『論文試験は一次試験で課されるが、採点は二時試験時に行われます。』

つまり、一次試験が終わって、官庁の合同説明会、個別説明会にしっかり参加して官庁からの内々定を得て、人事院面接に通ったとしても、一次試験の時に書いた論文が足切り点であれば、それらの努力は全て無駄になるということです。
(一次試験時に書いた論文で既に不合格が決まっていたのに、それを知らず面接対策を必死に行って内々定を得た受験生のことを“ピエロ”と呼ぶそうです。)


論文の足切り率は、1次試験合格者の中から8%〜9%(大体12人に1人)とされています。

試験本番まで全く論文の対策をしていなかった上、実際の試験でも、受験生の標準文字数が800字と言われる中、600字程度しか書けず、さらに論文の文章構成が滅茶苦茶だと思われる論文が、1次試験合格者の中で下位8%に、入らない自信はありませんでした。


後日、人事院のウェブサイトで正式に一次試験の合格の通知がされましたが、このあと二次試験の合格発表までの約二ヶ月間、論文足斬りの恐怖に悩まされながら、各官庁の説明会・官庁訪問に挑むことになりました。