国家公務員一般職試験 part3
前日の国家公務員一般職試験の翌日、いよいよ人事院のウェブサイトで解答が公表されます。
公表の時間になり、ウェブサイトで解答が公表されたあと私はすぐに自己採点を行いました。
その結果は…
文章理解(日本語) …6/6
文章理解(英文) …3/5
判断推理 …4/6
図形 …1/2
数的処理 …3/5
資料解釈 …0/3
時事 …3/3
自然科学 …2/3
人文科学 …2/3
思想 …1/1
社会科学 …1/3
合計 26/40
憲法 …4/5
行政法 …3/5
民法Ⅰ …3/5
民法Ⅱ …1/5
ミクロ経済学 …5/5
マクロ経済学 …4/5
財政学・経済事情…4/5
社会学 …4/5
合計 28/40
…まさかのまさかの予想以上の得点率でした。(✯ᴗ✯)
教養試験だと英文と図形、思想は完全に当てずっぽうでマークしたのに、この正答率は驚きでした。
専門試験でもテキストを流し読みしたぐらいの社会学がここまで取れるとは思いませんでした。(スーパー過去問ゼミおすすめですよ!!)
国家公務員一般職は面接のウェイトがかなり低く、一次試験で高得点を取れれば、ほぼ最終合格が約束され、その後の官庁訪問も“選ばなければ”どこかの官庁からは内々定をもらえると聞いており、例年通りだと一次通過は間違いない点数だったので、とりあえずは就職浪人を回避することができたと思い、大喜びをしました。
…あれ?
……と喜んだのも束の間。
ここで私は論文の採点制度について思い出しました。
『論文試験は一次試験で課されるが、採点は二時試験時に行われます。』
つまり、一次試験が終わって、官庁の合同説明会、個別説明会にしっかり参加して官庁からの内々定を得て、人事院面接に通ったとしても、一次試験の時に書いた論文が足切り点であれば、それらの努力は全て無駄になるということです。
(一次試験時に書いた論文で既に不合格が決まっていたのに、それを知らず面接対策を必死に行って内々定を得た受験生のことを“ピエロ”と呼ぶそうです。)
論文の足切り率は、1次試験合格者の中から8%〜9%(大体12人に1人)とされています。
試験本番まで全く論文の対策をしていなかった上、実際の試験でも、受験生の標準文字数が800字と言われる中、600字程度しか書けず、さらに論文の文章構成が滅茶苦茶だと思われる論文が、1次試験合格者の中で下位8%に、入らない自信はありませんでした。
後日、人事院のウェブサイトで正式に一次試験の合格の通知がされましたが、このあと二次試験の合格発表までの約二ヶ月間、論文足斬りの恐怖に悩まされながら、各官庁の説明会・官庁訪問に挑むことになりました。