シラダシの公務員試験体験記

過去に公務員試験を受けていたので、その体験談を書いていこうと思います。

国家公務員専門職試験(国税専門官) part1

こんにちは
シラダシです。
毎日暑くて嫌になりますねー。
ここまで暑いとなんのやる気もでません。

さて、今回からは国税専門官試験について書いていきたいと思います。

これまでの試験はそもそも合格の可能性が薄く模試みたいな感じで受けていましたが、ここからは実施される試験は、合格が狙える試験なので、実質この試験からが本番です。


公務員試験を受ける方には周知の事実ですが、国家専門職とは、国税専門官、財務専門官、労働基準監督官、航空管制官皇宮護衛官法務省専門職員、防衛省専門職員…の総称です。

これらの職種が同じ試験日に行われるので、この中から一つ選んで受験をすることになります。

その中で国税専門官とは、全国の税務署に勤務して、国税の徴収などを担当します。

給与が、税務職俸給表が適用されるので、事務系の公務員でありながら、他の公務員より若干給与が高く、定年退職に合わせて、税理士の資格ももらえるというメリットがあります。


この中で国税専門官を選んだのは、給与や職務内容、定年後の税理士資格に惹かれて…



…という訳ではなく、単純に他の試験より受かりやすかったからです。


過去の試験の実施状況を調べて貰えればわかりますが、かなり倍率が低く、恐らく国家公務員、地方公務員の事務職の中でも一番受かりやすいと思います。

興味だけなら財務専門官を選んでいましたが、採用される可能性が薄かったので、受かりやすさから国税専門官を選びました。



いよいよ試験当日。
私がこの試験の受けた日は酷い雨の日でした。
また会場がかなり辺鄙なところにあったので行くだけで大変でしたが、前回の記事で紹介をしたAくんと会話をしながら試験会場に向かっていたので、そこまで辛くは
なかったです。


会場に着くと受付をして、受験番号ごとに割り振られた試験会場に赴きます。

試験開始までは最後の詰め込みで速攻の時事などを読んで勉強していきました。

そして試験監督が試験の注意事項を説明した後、いよいよ試験が開始されます。

まずはじめに行われるのは、教養試験です。

前回の試験から2ヶ月勉強したかいがあったのか、それとも総合職試験より問題が優しかったのか、前回みたいに開いてすぐ解らないということもなく、着実に解いていくことができました。


しかし、ここで急激にピンチが訪れます。















トイレに行きたい…!!



試験の前にはトイレに行ったはずなんですが、昔から緊張すると尿意を催してしまうので、人生をかけた試験の最中ももれなくトイレに行きたくなってしまいました。

公務員試験を受けたことがある人ならわかると思いますが、国家系の試験は試験開始後30分は、席を経つのは禁止です。

そのため開始30分間は解答に集中できず、ひたすら尿意に耐えていました…

そもそも教養試験は時間との戦いという側面があるため、この30分のロスは、かなり大きいです。

このあとも必死で教養試験に齧り付きましたが、数的処理をすべて解ききることができず、後半の問題は当てずっぽうになってしまいました。

そんなこんなで自分の実力を充分に発揮できないまま、午前中の試験が終わりました。

長くなるので、次の記事に分割します。