シラダシの公務員試験体験記

過去に公務員試験を受けていたので、その体験談を書いていこうと思います。

国家公務員一般職試験 part5 【官庁個別説明会】

みなさんこんにちは〜

シラダシです。

11月も下旬になり、前回の記事の投稿から大きく気候も変わり肌寒い日が続いていますね。

 

さて、今回は国家一般職の個別説明会の記事を書いていきます。

 

まず、個別説明会とは…?と思っている方のために説明しますと…

前回の記事で書いた合同説明会の日以降に各官庁が"独自に"実施をする説明会です。

合同説明会ではサラッとしか聞けなかった業務に関することや、実際に勤務をしている先輩からじっくりと話を聞くことができます。

また、この個別説明会は単に説明会というだけではなく、"採用試験の側面"を持っているのが特徴です。

なお、シラダシが受験した年は、

一次試験

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一次試験合格発表

  ↓

官庁合同説明会

  ↓

官庁個別説明会

  ↓

二次試験(人事院面接)

  ↓

最終合格発表

  ↓

官庁訪問

  ↓

 内定

…という流れで採用試験が行われており、今は最終合格発表の前に官庁訪問が実施されるようなので、もしかしたら個別説明会=官庁訪問なのかもしれませんが、一応来年の受験生のためにはなるかなと思うので、記事にしておきます。

 

私は個別説明会は4つの官庁に参加しました。

一番最初に参加をしたのは、法務局です。

ます、法務省の中での法務局の立場や、法務局の組織形態・キャリアパス、業務について一通り説明されたあと、採用数年目の先輩職員との座談会が行われました。

ここまでは普通の説明会だったのですが、国家一般職の説明会はここからが違います。

座談会が終わったあと、参加者は3人ごとに別室に案内されました。

別室には椅子が3つ置いてあり、その椅子から少し離れたところに、机と椅子が置いてあり、参加者は机がない方の椅子に腰掛けるように指示をされました。

その後、説明会では見かけなかった中年の職員3人が何やらファイルを持ってきて、机がある椅子に腰掛けたことにより、さながら3対3の集団面接の様相を呈していました。

そして職員から『これからいろいろ皆さんに質問を行いますが、これは皆さんの事をもっと深く知りたいことから実施をしているだけで、採用面接ではありません(要約)』…と説明されました。

職員の前には、事前に提出した官庁訪問参加シート(民間企業のエントリーシートのようなもの)が置いてあり、こちらが職員からの質問に答えるたびに何やらメモを取る…これで採用面接ではないというのは、無理がありませんか…(汗)

集団面接…「別室での職員との交流会」を終えると職員から本日の個別説明会はこれをもって終了ということがアナウンスされ、法務局の個別説明会を終えました。

 

次に参加したのは労働局です、

労働局では、大部屋に職員と説明会参加者が集まり、自己紹介や日々の業務について話されました。

労働局の説明会で驚いたのは、局長(その労働局のトップ)が説明会に参加していたことでした。

他の説明会では殆ど採用担当の係長クラスの職員しか出てこなかったのに対してここでは局長が出てきたので少し驚きました。

説明会の内容としては、大部屋で業務の内容や若手職員との座談会、実際の職場(ハローワーク)の訪問という一般的な説明会というもので法務局の説明会とは異なり、採用面接という側面は持っていなかったと思います。

 

記事が長くなるので、農政局、厚生局は次回の記事で。